「Amazonプライム」の会員になると、駆け込みのプレゼントをお急ぎ便で注文したり、『グッド・オーメンズ』などのオリジナルドラマを視聴したりできる。ただし、これには会費がかかる。その会費が、英国など欧州諸国で9月中旬に引き上げられることになった。
プライム会員が現地時間7月26日に受け取ったAmazonからのメールによると、9月15日より料金が引き上げられ、居住国によって最大43%の値上げになるという。同社は値上げの理由として、「インフレと運用コストの増加」を挙げている。
英国では12.5%上昇し、月額7.99ポンド(約1300円)から8.99ポンド(約1500円)になり、年会費は20%上昇して79ポンド(約1万3000円)から95ポンド(約1万5600円)になる。スペイン、フランス、イタリアの会員は最大43%の値上げとなる。
Amazonによるプライム会費引き上げの決定は、多くの人がすでにインフレで苦しんでいる困難な時期に行われる。3月には、Netflixも英国の会員を対象に1年半で2度目となる値上げに踏み切った。
米国のプライム会員については、2月に年会費が119ドル(約1万6300円)から139ドル(約1万9000円)に17%引き上げられた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス