生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営するポケットマルシェは、LIFULLが運営する場所に縛られない働き方・生き方を実践するコミュニティ「LivingAnywhere Commons」(LAC)と共同で、宿泊と食の生産現場での体験をセットにした新サービス「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」の提供を4月より開始する。
同サービスは、収穫体験や調理体験といった生産現場での体験と、全国に32拠点を構えるLACでの宿泊がセットになっているのが特徴。体験商品の購入者には、生産現場近郊のLAC施設の宿泊費用を全額補助するクーポンが進呈される(宿泊プランのアップグレードは差額を払う必要あり)。また、体験商品の購入費について、2000円の補助が受けられる。
同社が2月に発表した「産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査」では、8割以上の生産者が「お客さんに自分が住んでいる地域を訪問してほしい」と回答。生産者の多くに「地域を訪れる形の関係人口」を創出する意欲があることがわかった。一方で、実際に「お客さんが生産現場を訪れたことがある」と回答した生産者は約6%のみとなっていた。
また、2021年8月に実施した調査では、半数以上の消費者が「地域を訪れたい」と回答しているが、実際に「生産現場に訪問したことがある」と回答した消費者は約3%だった。
そこで同社は、「地域を訪れる形の関係人口」の創出を促進すべく、LACとともに、生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場を開始する。
消費者に生産現場にて地域の魅力を感じながら、生産者との関係性を深めてもらい、現地を訪れる形の関係人口創出を目指すという。
なお、同サービスの第1弾は、4月に「そら豆収穫・講話・畑見学!」(実施日4月29日、税込4400円、千葉県館山市)、「クレソン収穫体験・クレソンバーガーを食べよう!」(実施日4月16日、税込6600円、静岡県下田市)、「ぶどう農園で栽培体験とピザ作り。大自然を満喫する農業ライフスタイルを楽しもう!」(実施日4月16日・4月23日・4月30日、税込4400円、山梨県北杜市)の3商品をラインアップする。
また、第2弾として5月〜7月に3商品を、第3弾は8月〜11月に10商品を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス