ディーアンドエムホールディングスは1月20日、デノンブランドから、「Dolby Atmos」に対応したサウンドバー「DHT-S517」を発表した。イネーブルドスピーカーを内蔵し、ワイヤレスサブウーファーを備える。発売は1月下旬。想定税込価格は5万9800円になる。
デノンでは、サブウーファーを内蔵した「DHT-S216」、2chサウンドバーとワイヤレスサブウーファーを組み合わせた「DHT-S316」などのサウンバーモデルを発売しており、DHT-S517はミドルクラスモデルと位置づける。
25mmトゥイーター、120mm×40mmのミッドレンジ、25mmのフルレンジスピーカーに加え、66mmのイネーブルドスピーカーを搭載した3.1.2ch構成。アルミ振動板を採用したセンタースピーカーにより、人の声の再現性を高め、セリフなどが聞き取りやすいとしている。
サブウーファーは150mmの大口径ドライバを正面に配置。このクラスのサブウーファーは、量感を得るために下向きにスピーカーを配置するモデルもあるが、スピードを確保するため、あえて正面に配置したという。あわせて新規ユニットを開発することで量感を確保。高さ370mm×幅172mm×奥行き290mmのコンパクトサイズながら、パワフルな低音を再生する。サウンドバーとサブウーファーはBluetoothで接続。あらかじめペアリングされているため、電源を入れるだけで自動的に接続され、設定不要で使うことが可能。横置きにも対応する。
本体には「Movie/Music/Night」モードに加え、デノン独自の「Pure」モードを搭載。これは、バーチャルサラウンドやアップミックスなどの音の加工部を飛ばし、デジタルアンプ部に直接音を飛ばすことで鮮度の高い音質が得られるというもの。スマートフォンなどと接続して音楽も高音質で楽しめる。
HDMI入出力を1系統ずつに加え、光デジタル入力とアナログオーディオ入力を搭載。HDR映像信号のパススルーにも対応する。
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