JR東日本スタートアップ、駅ナカ商品のデリバリー実証実験--駅を物流拠点化して一般の宅配便荷物と共同配送

 JR東日本のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)子会社となるJR東日本スタートアップは1月7日、単発で仕事を請け負う“ギグワーカー”によるラストワンマイル配送を活用したエキナカ商品の宅配サービスと、駅の遊休スペースを宅配荷物の物流拠点として活用する実証実験を実施すると発表した。

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 物流業界におけるラストワンマイルのDX化を目指す207と実施する。また、JR東日本クロスステーションとジェイアール東日本物流が協力する。実験期間は、1月15日から2月28日まで。

 同実験で購入できるのは、「エキュート品川」の一部商品。対象店舗は、「鶏と玉子太郎」「丸八」「銀座甘楽」「てとて」「自由が丘蜂の家」「日本橋だし場 OBENTO」「パティスリーQBG」「Mr.Chicken鶏飯店」の8店舗で、順次追加する予定。

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 配送エリアは、高輪エリア(港区高輪2丁目、3丁目、4丁目)、白金台エリア(港区白金台1丁目、2丁目、3丁目)、品川エリア(品川区東五反田3丁目、東五反田4丁目)の3エリアとなる。

 JR東日本スタートアップによると、ギグワーカーが近距離配送を担うことで、壊れやすく、賞味期限も短い生スイーツといった、通常は店頭でしか購入できない商材にも対応できるという。

 同時に、一般の宅配便荷物の物流拠点として品川駅の遊休スペースを活用する。宅配便荷物とエキュート品川の商品を共同で配送し、物流費を低減する。

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