食ヘルスケアスタートアップのおいしい健康は11月25日、AIによる献立・栄養管理支援アプリ「おいしい健康」を各種医療施設に提供を開始したと発表した。
なお、当面はクリニック(糖尿病内科・産科など)、調剤薬局、健診センターといった24施設から開始し、2022年には100施設以上での提供を目指す。
同社の「おいしい健康」は、健康な人だけでなく、ダイエット目的や生活習慣病対策としての「予防・自己実現のための食事」から、患者や妊婦・高齢者などの「医療上の制限がある人の食事」まで、エビデンスに基づく食事管理をおいしく手軽に実践できるようにサポートするAI献立・栄養管理支援アプリ。
1万品の管理栄養士監修レシピと50万件の疾患別メニューという選択肢から、理想的な栄養バランス、冷蔵庫の食材や食の好み、料理の腕前に合わせた献立をAIが提案・作成する。加えて、面倒な栄養計算や買い物リスト作りも全て自動で行われる。
これにより、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」および、各疾患の診療ガイドラインに準拠した食事または、医療機関から指示される食事療法の内容に基づいた食事管理を実践できるようになる。利用料金は、月額780円(無料お試し期間・長期割引あり)。
なお、これまで提供してきた食事支援サービスの対象は、「ダイエット。メタボ対策」「心臓病」「消化器」「妊婦」などのカテゴリで、計56テーマとなる。
利用者に合わせた栄養バランスに加え、冷蔵庫の食材や好きな食べもの、料理の腕前や調理時間に合わせた献立を提案する「究極の食のパーソナライズ」により、予防や疾患治療の支援ひいては「食とデータによる医療費抑制とQOL向上の両立」という社会課題解決を目指す。
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