ブロードリーフは10月27日、トヨタファイナンスと自動車アフターマーケットを中心としたモビリティ金融サービスを目的とする協業について合意したと発表した。
今回の協業では、同社が開発・提供するデジタルビジネスプラットフォーム「Broadleaf Cloud Platform」と、トヨタファイナンスのモビリティ金融サービスを連携。同社が有する自動車整備業をはじめとする自動車アフターマーケット事業者のネットワークを通じて、自動車販売・整備に関するトヨタファイナンスの金融サービスを提供する。
具体的には、「Broadleaf Cloud Platform」上に構築された自動車アフターマーケット事業者向けクラウドサービスと、トヨタファイナンスの金融サービスの連携により、中古車購入や車検・点検時のローンの申込が可能となる。
見積もりから決済に至るまでをワンストップで利用できる環境を整備するという。なお、サービスの開始は来春を予定する。
同社では、協業による新たな取り組みによって、カーオーナーへ利便性の高い金融サービスを提供するとともに、クラウドサービスのさらなる機能拡充を目指す。
トヨタファイナンスによると、トヨタグループ領域外での初の金融サービス提供になるという。また、今回の協業を通じて、トヨタ自動車の車を利用するすべての顧客との接点づくり・強化に取り組んでいくとしている。
加えて、同社の株主に対し、トヨタグループが提供する決済アプリ「TOYOTA Wallet」を通じ、株主優待の贈呈を行う自動車業界初の試みを予定しているという。
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