ゲーミングPCおよびアクセサリーを手がけるRazerは米国時間10月21日、触覚振動を利用してゲーミングオーディオ体験を豊かにするゲーミング用ヘッドセット「Razer Kraken V3」シリーズの最新モデルを発表した。「Windows」PCと「Mac」および「PlayStation」のゲーマー向けに再設計されたこのヘッドセットは、これまでの「Kraken」モデルの設計および機能と、Razerのヘッドセットファミリー「BlackShark」および「Nari」を組み合わせている。
Nariヘッドセットに搭載されていたRazerの「HyperSense」技術は、イヤーカップに触覚ドライバーを搭載しており、ゲームの音声をタッチセンサーによるフィードバックに変換できる。そのため、爆発などの衝撃がよりリアルに伝わる。また広帯域を使用しているため、ゲーム内でのアクションとの近さや位置に基づいて強度を調整でき、遠くで起こったことは、すぐ近くで起こった爆発などより衝撃が弱くなる。この機能はゲームに依存せず、アプリも必要ないため、映画や音楽などのあらゆる音声に対応する。
その他の機能には、以下のようなものがある。
新型Kraken V3には3つのモデルがある。199.99ドル(約2万2800円)の「Kraken V3 Pro」は、PC、PlayStation、またはドッキングした「Nintendo Switch」と無線で接続するか、あるいは3.5mmジャックを備えた任意のデバイスと有線で接続して利用できる。また、レザーレット製クッションと取り外し可能なスーパーカーディオイド(超単一指向性)マイクを備える。129.99ドル(約1万4800円)の「Kraken V3 HyperSense」は、取り外し可能なカーディオイドマイクと布製カバーのイヤークッションを備えたUSB Type-A専用の有線モデルだ。HyperSenseを搭載しないUSB Type-A有線モデル「Kraken V3」は、99.99ドル(約1万1400円)で入手できる。
Razerは同日、99.99ドルのマスク「Razer Zephyr」を発売することも明らかにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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