1SECは、独自開発のAIプラットフォーム「ONE AI」を搭載した日本初のバーチャルヒューマン「アデラ」が、アパレルブランド「Ameri VINTAGE(アメリヴィンテージ)」の新宿ルミネ2店で接客用として起用されたと発表した。
アデラは、AI・DX・EXPERIENCE・RAD(スラングで素晴らしいの意)・ACCELERATIONの頭文字から取った名前で、対話特化AIや音声認識AI、映像認識AIなどと物理ベースのリアルタイムグラフィックを統合したプラットフォーム「ONE AI」を搭載するバーチャルヒューマン。
カスタマーサービスをはじめとして、受付、アシスタント、講師、接客、ビジネス、エンターテインメント、教育、医療などでも活用できるとしている。とくに医療領域では、バーチャルヒューマンとの簡易的なオンラインカウンセリング診断により、生身の人間に話しづらいといった精神的なハードルを乗り越えることも期待されている。
ファッションでは、形式ばった接客対応と幅広い商品知識をラーニングすることにより、的確な接客応対を実現。よくある質問、商品の紹介などはすべてアデラで対応でき、人材のリソース効率化を図れるメリットがある。将来的には、AIが利用者の身体情報をヒアリングし、統計的に似合うアイテムや、個々人に合った着こなしを提案することも可能になる見込み。
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