バイデン米政権、次世代のテクノロジー人材雇用に向け「U.S. Digital Corps」立ち上げ

Rae Hodge (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年09月01日 10時42分

 ホワイトハウスは米国時間8月30日、連邦機関にさらなる技術人材をもたらすことを目指し、キャリアの浅い技術者を雇用するフェローシッププログラム「U.S. Digital Corps」を立ち上げると発表した。変化するITなどの課題への政府の対応力を強化する狙いがある。このプログラムは、米一般調達局(GSA)の技術革新サービス(TTS)部門内に配置される。応募者から選ばれた30人を対象とした2年間のフェローシップが2021年秋に立ち上げられる。

White House
提供:White House

 フェローシップ参加者は、まずGSA、退役軍人省(VA)、メディケアメディケイドサービスセンター(CMS)、消費者金融保護局(CFPB)などの米連邦機関で、2022会計年度から業務を開始する予定だ。

 国家サイバーセキュリティの問題をめぐる懸念が高まり続ける中、Joe Biden政権は公的部門のIT強化に向け、複数のイニシアチブを実施している。

 GSAのRobin Carnahan氏はプレスリリースで、「私の優先事項の1つは、多様な人材のパイプラインをGSAに構築し、次世代の政府職員を雇用することだ」とし、「Digital Corpsのフェローシップは、キャリアをスタートさせたばかりのテクノロジストに、私たちが直面する最も差し迫った課題の一部に取り組む機会を提供するとともに、政府が米国民のためにより優れた働きができるよう革新的なソリューションを開発する」と述べている。

 このプログラムでは、ソフトウェアエンジニアリング、データサイエンス、デザイン、サイバーセキュリティなどのスキルを持つ人材を雇用する。募集要項は、U.S. Digital Corpsのウェブサイトで確認できる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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