ソフトバンクは7月15日、オンラインに特化型ブランド「LINEMO」に新プランを追加したと発表した。
LINEMOは、ドコモの「ahamo」やKDDIの「povo」に対抗する、オンラインに特化した料金プラン。20GBで2728円(以下、すべて税込)の5G対応プランを提供しており、LINEのトークや音声・ビデオ通話が無制限になる「LINEギガフリー」や、プラス550円で5分までの音声通話がかけ放題になるオプションなどを用意している。
今回、新たに月間データ容量が3GBで990円のミニプランを提供する。LINEMOの特徴である、LINEギガフリーも含まれており、データ容量を消費せずに、音声通話やビデオ通話が利用できる。回線は5Gに対応。データ容量を超えると最大300kbpsに抑制される。
音声通話は30秒ごとに22円が発生するが、20GBプランと同様、月額550円のオプションとして5分間の通話定額を加えることも可能。月額1650円で通話時間・回数無制限で国内通話がかけ放題になる「通話定額オプション」も用意する。同社では、新プランの提供に合わせ、5分間の通話定額が0円に、通話定額オプションが月額1100円で利用できる1年間のキャンペーンも実施する。
ソフトバンクでは、LINEが提供していたMVNOサービス「LINEモバイル」を2018年に買収。ローコスト重視のブランドとして展開していたが、LINEMOのスタートに合わせて、2021年3月末で新規契約の受付を中止している。しかし、LINEモバイルユーザーの8割以上が3GB以下のプランを選択していることから、新たなユーザーの受け皿として、今回のミニプランが新設されたようだ。
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