三井不動産とタイミーは7月14日、両社の業務提携を発表した。三井不動産グループ商業施設に、タイミーのスキマバイトサービス「タイミー」を、7月15日より順次導入する。
スキマバイトサービスタイミーは、すきま時間にすぐ働けてすぐお金がもらえるアルバイトサービス。働き手は応募や面接がなく、働きたい案件を選んですぐに働くことができ、勤務終了後はすぐにお金を受け取ることができる。
タイミーを導入した事業者は、働いて欲しい時間や求めるスキルを指定するだけで、募集や面接等の手間なく、条件にあった働き手の自動マッチングが可能となる。
両社によると、ライフスタイルの多様化により、好きな時間に好きな場所で働きたいという働き手のニーズが高まる一方、店舗側は、従来のように決まった曜日や時間帯で働く人手を確保することが難しくなっているという。
今回の業務提携により、首都圏および主要都市の「三井ショッピングパーク ららぽーと」「三井アウトレットパーク」「三井ショッピングパーク アーバン」を皮切りに、タイミーの導入を推進。2021年度中に、全国50以上の施設内の約7500店舗で、タイミーの利用が可能となる予定だ。
なお、今回の業務提携に先立ち、ららぽーと愛知東郷では、2020年9月の開業当初よりタイミーを導入している。飲食店舗を中心に高いマッチング率が見られ、導入店舗からも高評価を得た実績から、全国の商業施設へ導入を拡大する目的で、今回の業務提携に至った。
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