シャープは4月22日、BS4K、110度CS4Kチューナーを搭載した4Kレコーダーを発表した。新4K衛星放送を4K画質のまま、2番組同時に長時間モードで録画できる「2番組同時 4K長時間録画」を実現した。発売は6月10日から順次。
発表されたのは、BS4K、110度CS4Kチューナーを2つ、地上、BS、110度CSデジタルチューナーを3つ搭載した「4B-C40DT3/C30DT3/C20DT3」と、地上、BS、110度CSデジタルチューナーを2つ備えた「4B-C30DW3/C20DW3/C10DW3」の計6モデルになる。
新開発エンジン「Medalist BD」を搭載し、高画質圧縮技術「HEVC」により、新4K衛星放送を4K画質のまま、2番組同時に長時間モードで録画できることが特徴で、地上デジタル放送などのハイビジョン番組を高画質で残せる「2K HEVC長時間ダビング」にも対応。4K HEVC長時間モードは1.5〜12倍まで選べる。
新開発の「5upコンバーターPRO」により、画質を決める5つの要素である「解像度」「輝度」「色域」「フレームレート」「ビット深度」を新4K衛星放送と同レベルにアップコンバートして出力するため、地上デジタル放送などのハイビジョン番組やBDソフトも色鮮やかで美しい4K放送級の映像で再生できる。新たに搭載した「OLEDモード」で、4K有機ELテレビと接続すれば、輝度をSDRからHDR10にアップコンバートする際、出力する映像信号のパラメーターを4K有機ELテレビに合わせてチューニング。明暗コントラストをくっきり鮮やかに再現する。
録りためたコンテンツは、録画リストから気になる番組を選んでリモコンの黄色ボタンを押すと、番組の始まりから4分の3までの間から抽出した10カ所のプレビュー動画を再生する「タイトルプレビュー」で概要の確認が可能。録画リストで「スポーツ」や「音楽」、「バラエティ」など、ジャンルを指定すると、そのジャンルの番組だけを強調して表示するなど、検索性も強化している。
新作連続ドラマを4週間分自動録画する「ドラ丸」や録画した番組を、同じタイトルごとに見やすく整理できる「まと丸」など、独自の機能は前機種からそのまま踏襲。外出先から録画番組をスマートフォンなどで視聴できる「外からリモート視聴」やスマートフォンなどから番組検索や録画予約ができる「AQUOSリモート予約」など、スマートフォンとの連携機能も備える。
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