筆者は9 Proの高級感のあるデザインが気に入っている。ありがたいことに、標準のOnePlus 9の見た目も、ほぼ同じように魅力的だ。やわらかい光沢のある背面、金属の縁取り、洗練されたカメラユニットといった特徴がある。レビューモデルのピンクがかったブルーの色調も気に入っている。ディスプレイは、9 Proのように端が綺麗に湾曲しているわけではなく、全体的にハイエンドというよりミッドレンジに近いように感じる。だが、それだけで、余分にお金を払う理由になるだろうか。筆者からすると、この違いは至極妥当なトレードオフに思える。
また、公式には、防水機能を備えていない。飲み物を少しこぼしたくらいでは故障しないとOnePlusは想定しているかもしれないが、不器用な友人がビールを運んでいるときは、注意した方がいいだろう。
それは、OnePlus 9とOnePlus 9 Proを比較するときに考慮すべき数少ない妥協点の1つだ。9 Proに比べると、OnePlus 9は低価格でありながら、ほぼ同等の強力な性能を備え、ほとんどの日常的なスナップ写真撮影に問題なく利用できる妥当なカメラを搭載する。バッテリー持続時間に至っては、9 Proよりも優れている。
要するに、OnePlus 9は財布に優しい万能のスマートフォンなのだ。筆者がOnePlus 9を現時点で最もおすすめなOnePlusスマートフォンだと考えるのは、そのためだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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