Joe Biden次期大統領の就任式が開催される米国時間1月20日が迫る中、AirbnbがワシントンDC都市部におけるその週の宿泊予約をキャンセルおよび停止すると、13日に発表した。6日に起きた米連邦議会議事堂の襲撃事件を踏まえて、地元および連邦当局が市民に対し、就任式を目的にワシントンDCを訪れないよう要請したことを受けたものだ。
Airbnbはこれに先立つ11日、議事堂襲撃事件への関与が明らかになった人物によるサービスの利用を禁止し、ワシントンDC都市部の宿泊予約をくまなく調べ、就任式の期間中にヘイトを煽る集団が自社のプラットフォームを利用できないようにするとしていた。Airbnbは以前から、暴力的な集団や差別を助長する集団を自社プラットフォームから締め出す取り組みを続けており、今回の動きもこうした方針に沿ったものだ。
「予約をキャンセルされたゲストは全額払い戻しを受ける。ホストにも、キャンセルされた予約によって得られるはずだった金額をAirbnbの負担で払い戻す」と、同社は13日の発表の中で説明した。
Airbnbによれば、同社は連邦議会議事堂での暴力的な犯罪活動に関与した多数の人物の名前を把握して身元を特定し、自社プラットフォームから排除しているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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