有名人や企業、政治家などにファンや顧客との交流の場として使われている「Facebookページ」のデザインが刷新されることになった。
Facebookは米国時間1月6日、すっきりとしたデザインになったFacebookページの提供を開始した。新たなデザインでは、これまでより簡単に個人用のFacebookプロフィールと公開ページの間の切り替えができるようになっている。また、ページのプロフィールや投稿といった重要な情報が、より簡単に見つけられるようになるという。ページが獲得した「いいね!」の総数の表示はなくなり、フォロワー数のみが表示されるようになる。
Facebookは、ショート動画アプリの「TikTok」やメッセージングアプリの「Snapchat」といった競合サービスに対抗して、24時間で消える動画や写真を共有する機能など、次々と機能をページに追加している。しかし、機能を追加すると雑然とした印象のソーシャルネットワークになる可能性があるため、Facebookがデザイン刷新を進めていたのは意外なことではない。
Facebookはさらに、Q&Aを主催する機能もページに追加する。また専用のニュースフィードでは、ページや著名人に関連しそうな、著名人、ページ、グループ、トレンドのコンテンツが提案される。
Facebook上の他のツールと同様に、ページは、偽情報やスパム、その他の不快なコメントの拡散に利用されている。同社は、ヘイトスピーチや、暴力的、性的、スパム的なコンテンツ、偽アカウント、フィッシングの検出とフィルタリングが強化されていると述べたが、その手法については詳しく説明しなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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