Twitterは10月21日、リツイートの運用方法を変更した。従来であれば、通常のリツイートと、ツイートを引用しながらコメントが書ける「引用リツイート」の2種類を選択する画面が表示されたが、基本的に引用リツイートの画面が表示されるように変更されている。
ツイートを拡散する前にもう一度考えていただくため、リツートよりもご自身のコメントを付加する「引用ツイート」を推奨いたします。この変更により、リツイートしようとすると、まずコメント入力画面が開きます。コメントなしで投稿すると通常のリツイートとなります。 pic.twitter.com/mUoxuXWrYs
— Twitter Japan (@TwitterJP) October 11, 2020
この画面では、コメントを入力すると引用リツイートとして投稿されるが、コメントなしで投稿すると、従来通り通常のリツイートとして扱われる。
今回の変更は、11月3日の米大統領選を控え、誤った情報の拡散を防ぐための措置として導入されたもの。少なくとも、大統領選の投票が実施される週まで、この措置を継続するとしている。
Twitterでは、「当該ツイートが安易に拡散されるよりも、ご自身の見解、それに対する反応など、会話の文脈が理解しやすくなりより有意義なものになることを期待しています」とコメントしている。
単にRTしたい方にとっては面倒なステップではありますが、当該ツイートが安易に拡散されるよりも、ご自身の見解、それに対する反応など、会話の文脈が理解しやすくなりより有意義なものになることを期待しています。これはブラウザでTwitterをお使いの一部の方向けにすでにテストが始まっています。
— Twitter Japan (@TwitterJP) October 11, 2020
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