市場分析会社Canalysによると、2020年第3四半期の世界PC出荷台数は前年同期比13%増の7920万台に達し、この10年で最大の伸びを示したという。
2020年に入ってから今までの動きを見てみると、第1四半期は出荷台数が落ち込んでいたが、第2四半期に入ると盛り返し、第3四半期に入ってもその勢いを持続している。新型コロナウイルスの世界的流行によって多くの労働者が在宅勤務を続けざるを得なくなったことでノートPCの需要が拡大し、世界のノートPC出荷台数は6400万台に達した。その結果、ノートPCとモバイルワークステーションの出荷台数は前年同期比で28.3%増となっている。一方、デスクトップPCとデスクトップワークステーションの出荷台数は前年同期比で26%減少した。
第3四半期の出荷台数で首位を獲得したのはレノボで、出荷台数は前年同期比11.4%増の1927万台。続くHPは11.9%増の1866万台だった。3位はDellで、出荷台数は前年同期比0.5%の減少となっている。4位と5位はAppleとAcerで、出荷台数はそれぞれ前年同期比13.2%増および15%増だった。
また、IDCが米国時間10月12日に公開したレポートでも、第3四半期のPC出荷台数は、世界全体で前年同期比14.6%増の8130万台に達したとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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