auじぶん銀行とローソン銀行は8月24日、auじぶん銀行のスマートフォンアプリで、キャッシュカードを使うことなく、ローソン銀行ATMで現金の入出金ができる「スマホATM(QR入出金)」サービスを開始すると発表した。ローソン銀行が他行に対してスマートフォンATMサービスを展開するのは、auじぶん銀行が初となる。
スマホATMの初回利用時に利用登録し、ローソン銀行ATMで表示されるQRコードをスマートフォンアプリで読み取ることで現金の入金・出金が可能になる。対象は、全国1万2170台のローソン銀行ATM新型機で、2017年よりサービス開始しているセブン銀行ATMと合わせると、3万7000台のコンビニATMで入出金できるようになるという。
手数料は、じぶん銀行のステージごとに分かれており、預金残高が10万円未満の「じぶんプラス1」では、入出金ともに1回110円。残高が10~50万円未満の「じぶんプラス2」では月3回、50~100万円未満の「じぶんプラス3」は月4回、100~300万円未満の「じぶんプラス4」は月8回、300万円以上の「じぶんプラス5」は月11回まで出金手数料が無料になる。入金手数料は2~5に関しては無料だ。なお、特定の条件をクリアすることで、残高を維持したままステージを引き上げることもできる。
今回の連携は、KDDIとローソンの提携を背景に、グループ会社でも連携を強化するためもの。KDDIの「au WALLETポイント」とローソンの「Pontaポイント」の統合により、じぶん銀行預金者のPontaポイント獲得意欲が増すことで、コンビニ利用時にローソンを選択することを想定。スマホATMをローソンでも使えるようにすることで、利便性を高める狙いがあるという。
サービス開始を記念して「スマホATMキャンペーン」を実施。キャンペーンサイトから応募し、スマホATMで入金、または出金したユーザーを対象に、300万Pontaポイントを山分けするという(一人当たり上限200ポイント)。
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