インドの複合企業Reliance Industriesは、傘下のデジタルサービス企業Jio Platformsが複数の新たな出資を得たことを発表した。アブダビ政府系ファンドMubadala Investmentが1.85%の株式を909億ルピー(約1300億円)で取得したのに加えて、アブダビ投資庁が1.16%の株式を568億ルピー(約820億円)で取得したという。
Jio Platformsは3億8800万人にインターネットサービスを提供しており、インドの通信事業者Reliance Jio Infocommを傘下に持つ。
Mubadala Investmentは、Jio Platformsへの出資により情報通信技術のグローバルな成長を促すと述べた。
Jio Platformsはこの7週間で9789億ルピー(約1兆4200億円)相当の投資を獲得したことになる。
同社には、Facebook、General Atlantic、Kohlberg Kravis Robertsなども出資している。中でもFacebookは投資金額が57億ドル(約6200億円)と最大で、Jio Platforms株の9.9%を取得している。
Reliance Jio Infocommは2019年8月、Microsoftとクラウドに関する10年の契約を締結している。これにより両社は、コネクティビティー、コンピューティング、ストレージから成るソリューションや、サービスやアプリをインド市場に提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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