GVA TECHとHubbleは5月18日、GVA TECHが運営するエンタープライズ向けAI契約書レビュー支援サービス「AI-CON Pro」と、Hubbleが運営する契約書管理・共有ソフトウェア「Hubble」が提携したと発表した。
今回の連携により、営業部からの契約書レビュー依頼、法務部による契約書レビューと交渉、契約書のバージョン管理・締結(電子サイン)までの契約書審査業務フローを、ワンストップで完結できるようになるという。これにより、顧客企業の法務部門でのテレワークを支援するとしている。
AI-CON Proは、企業が自社のノウハウとして持っている契約書のひな型や法務知識をセットすることで、自社の法務基準に則した契約書レビュー業務を支援するサービス。ノウハウが属人的になりやすい契約書レビュー業務において、AI-CON Proを通じて法務ノウハウを共有することで、属人化の解消やクオリティの平準化が実現できるとしている。
一方のHubbleは、Microsoft Wordに特化した契約書の管理・共有のためのソフトウェア。ドキュメントバージョン管理や契約書管理、自動差分表示機能などを備えるほか、ドキュメントに関連する重要なファイルや覚書を添付するファイル添付機能、ドキュメントに対してコメント記載するコメント機能などを搭載する。
さらに、Slackやチャットワークなどのビジネスチャットや電子契約サービスのクラウドサイン、DocuSignとも連携が可能となっている。Hubbleによると、契約書業務の多い上場企業や弁護士などの専門家への導入が進んでいるという。
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