ソフトバンクグループは4月13日、2020年3月期(2019年4月1日〜2020年3月31日)の業績予想を発表した。
2020年3月期の業績予想として、売上高は6兆1500億円、営業損益が1兆3500億円の赤字、税引前損益が2500億円の黒字、最終損益が7500億円の赤字に達するとしている。なお、2019年3月期は、売上高が約9兆6022億円、営業利益が約2兆3539億円、税引前利益が約1兆6913億円、最終利益が約1兆4112億円だった。
なお、4月1日にTモバイルとの経営統合が完了したスプリントを非継続事業化したあとの2019年3月期は、売上高約6兆935億円、営業利益が約2兆736億円、税引前利益が約1兆6827億円、最終利益が約1兆4112億円となっていた。
営業赤字は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)での投資の公正価値減少により、約1兆8000億円の投資損失を計上する見込みであることが要因という。また、前期と当期での経常利益の差は、第1四半期のアリババ株の先渡売買契約による決済益と、第3四半期のアリババ株からの利益を計上する一方で、WeWorkやOneWebなど、SVF以外の投資で約8000億円の営業外損失を計上するためとしている。
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