Sun Asteriskは3月3日、新規投資家を引受先とする第三者割当増資および、金融機関からのデットファイナンスを合わせ、10億円の資金調達を実施したと発表した。
同ラウンドでは、農林中央金庫、ソニーネットワークコミュニケーションズ、Sony Innovation Fund by IGV、加賀電子、リバネスキャピタル、15th Rock Ventures有限責任事業組合が投資。2019年度後半以降のデットファイナンスは、みずほ銀行、三井住友銀行、商工中金、きらぼし銀行、千葉銀行、武蔵野銀行。2019年4月に発表した農林中央金庫からの調達も含め、本ラウンドの累計調達額は20億円になる。
今回調達した資金は主に、テクノロジー人材育成プログラムの他国展開、スタートアップの創出と投資の強化、クリエイティブスタジオ成長基盤の強化に使用するという。また、増資に併せて各引受先企業との業務提携も進めている。
同社は、2012年に創業。現在4カ国6都市にて、1500名以上のエンジニアやクリエイターが在籍するデジタル・クリエイティブスタジオを運営。スタートアップを中心として、300社以上のサービスやプロダクトの開発を支援しているほか、ベトナムの大学と産学連携したIT選抜コースの運営や、日本国内でのエンジニアスクールなどを通し、常時2000名以上のテクノロジー人材を育成する。
事業開発の支援ノウハウを活用した事業創造メソッドと、サービス開発プラットフォームによって、産業のデジタライゼーションを促進。スタートアップとエンタープライズの垣根を越えて、新しいサービスや事業を生み出していくとしている。
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