JapanTaxiは2月27日、4月1日より社名を「株式会社Mobility Technologies」に変更すると発表した。社名は後日のJapanTaxi株主総会の承認を経て正式決定となる見込み。
同社親会社の日本交通ホールディングスは、ディー・エヌ・エー(DeNA)のタクシー配車サービス「MOV」やAIを活用した事故削減サービス「DRIVE CHART」など、MaaS関連事業との統合を2月4日に発表。会見では、事業を継承する新会社のブランドや社名について、具体的なことは決まっていないとしていたが、JapanTaxi、MOVを引き継がないまったく新しい社名でスタートすることになる。
Mobility Technologiesは、日本交通、DeNAそれぞれ38.17%の株式を保有する持株会社となり、新会社の会長職には日本交通ホールディングス代表取締役の川鍋一朗氏、代表取締役社長にはディー・エヌ・エー常務執行役員で、MOVを率いてきたオートモーティブ事業本部長の中島宏氏が就任予定。中島氏は、プレスリリースにて「社名には、日本社会を支える基幹インフラの一つであるモビリティの発展をテクノロジーで牽引していくという我々の思いを込めました」とコメントしている。
なお、4月1日時点では両社のタクシー配車サービスは引き続き利用できるとしているが、サービスの移行・統合の詳細については現在検討中という。
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