logo

富士フイルム、「X-T4」発表--約6.5段のボディ内手ブレ補正、液晶はバリアングルに

山川晶之 (編集部)2020年02月26日 14時55分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 富士フイルムは2月26日、2011年に発売されたX-T1から続くハイエンドミラーレスの最新モデルである、新型ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T4」を発表した。価格はオープンで、2月28日10時より予約開始。4月より発売するとしている。

キャプション

 X-T4では、これまでX-H1にしか搭載されていなかったボディ内手ブレ補正をX-Tシリーズとしては初搭載。X-H1比で78倍のブレ検出精度を持つジャイロセンサーと、シャッター時の微振動を抑制する衝撃吸収機構などを採用することで、29本中19本のXFレンズにて5軸・最大6.5段の手ブレ補正効果を発揮するという。

 センサーには、裏面照射型の約2610万画素「X-Trans CMOS 4」、画像処理エンジンに「X-Processor 4」を搭載。同社の写真用フィルム「Velvia」、映画用フィルム「ETERNA」などの色調を再現するフィルムシミュレーション機能に、「ETERNAブリーチバイパス」を搭載。現像方法の一つである「銀残し」を施したような表現が可能となり、低彩度、高コントラストの写真・動画が撮影できるという。

 連写機能も強化されており、新開発のフォーカルプレーンシャッターを採用。レリーズタイムラグは約0.035秒、1秒15コマの連写を実現したほか、シャッターの耐久性を従来機の2倍にあたる30万回を達成。あわせて静音化も実現したという。また、電子シャッターでは、1秒30コマのブラックアウトフリー高速連写を実現。AFもアルゴリズムをアップデートし、最短約0.02秒を実現したほか、顔・瞳AFの性能も向上。-6.0EVの低照度撮影にも対応する。

 動画機能では、4K/60P 4:2:0 10bitでの内部記録(H.265/HEVCが利用可)に対応し、4K/29.97fpsまでは、All-Intraの400Mbps収録が可能。4K/59.94fpsでは、Long GOPで200Mbpsでの収録に対応する。また、HDMI出力では4K/60P 4:2:2 10bitが利用できるほか、1080p/240fpsのハイスピード動画撮影が可能。最大10倍のスローモーション映像として再生することができる。なお、動画撮影は1回30分までに制限されている。

 動画撮影時には、ボディ内手ブレ補正、レンズ内手ブレ補正に加えて、新たに電子式手ブレ補正機能(DIS)を採用。「ブレ防止モードブースト」も搭載し、手持ちで構図を固定して撮影する場合などに効果を発揮するという。また、F-Log撮影時に、BT.709相当に変換しながらディスプレイに表示、動画記録できる「F-Log ビューアシスト」、ボディ天面に静止画と動画の切換ダイヤルなどを搭載。静止画・動画撮影を独立して設定可能だ。

 約162万ドットのタッチ対応液晶パネルは、動画ユースを意識して新たにバリアングル機構を搭載。ファインダーは、約369万ドットの0.5型有機ELファインダーを搭載。ライブビュー設定として、撮影シーンや被写体に応じて、暗所でも被写体を正確にとらえる「低照度優先」モード、被写体の細部まで映し出す「解像度優先」モード、被写体の動きをなめらかに表示する「フレームレート優先」モードの3つから選択できる。

 バッテリーは、新開発の「NP-W235」を採用。ノーマルモードで約500枚、エコノミーモードで約600枚の連続撮影が可能なほか、NP-W235を2つ装着できるバッテリーグリップ「VG-XT4」と組み合わせることで、最大約1700枚の撮影を実現。インターフェイスは、USB-TypeC(USB3.2 Gen1)、マイクロHDMI端子、3.5mmステレオミニジャック(マイク)、2.5mmリモートレリーズ端子を搭載。重さは、バッテリーとメモリーカード込みで約607gとなる。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]