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ANA、羽田空港内で“大型”自動運転バスの実証実験--2020年内にも試験運用目指す - (page 2)

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 SBドライブ 佐治氏によると、今回の取り組みで「Dispatcher」は機能改善が大幅に進んだ。実際の業務フローに合わせて、システムでコントロールできる領域を増やすことに成功したという。

 その背景にあるのは自動車メーカーであるBYDからのオープンな情報共有だ。佐治氏は、「これまで日本の自動車メーカーからはなかったような、車両制御情報をBYDからはたくさん開示いただけた」と明かし、各社の連携が機能改善、拡充には欠かせないことを印象づけた。

中華人民共和国駐日本国大使館 公使 郭燕氏
中華人民共和国駐日本国大使館 公使 郭燕氏

 ちなみに式典には、春節直前という多忙な時期にも関わらず、中華人民共和国駐日本国大使館公使の郭燕氏も登壇。BYDと日本企業とのパートナーシップを歓迎したうえで、「さらなる中日の業務協力」に積極姿勢を示した。

 10年後には労働生産人口が1割減少する日本。他方、インバウンドは右肩上がり。ANAは、自動運転技術を活用し、人と技術の融合および役割分担を進めることで、労働集約型のグランドハンドリング業務領域をシンプルかつスマートな働き方にシフトする構えだ。レベル3では監視人員が必要となり、当面はコストがかさむことを認めつつも、「いずれ複数の自動運転車両を1人で監視できれば、省力化・省人化を実現できる」と中長期的な意義を強調した。

乗客が全員乗り込むと、扉を閉めるようにアプリで遠隔監視者へ連絡する
乗客が全員乗り込むと、扉を閉めるようにアプリで遠隔監視者へ連絡する

遠隔監視者に通知が届き、扉の開閉を遠隔で行う

運転開始すぐ、ドライバーはハンドルから手を離せるが、レベル3では有事の際に人間が対応する必要がある

走行ルート周辺は航空機や様々な特殊車両が行き交っていたが、車両前方のミリ波レーダーで障害物を検知する

基準マップに沿って走行しながら、リアルタイムで点群による周囲環境地図を作成する

乗客の走行中の車内移動はAIが検知し、遠隔監視者へアラートを上げ、車内事故防止に努める。車内と遠隔監視者とで通話も可能
車両外側にも、左右前方後方にそれぞれカメラを搭載
車両外側にも、左右前方後方にそれぞれカメラを搭載している

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