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CES 2020

トヨタが“最新技術の街”を作る--実証都市「コネクティッド・シティ」を静岡に設置へ

藤井涼 (編集部)2020年01月07日 10時35分
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 トヨタ自動車は、1月7日から米国で開催されている世界最大規模の技術見本市「CES 2020」において、あらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」を静岡県裾野市に設置することを発表した。「Woven City(ウーブン・シティ)」と名付け、2021年初頭より着工する予定。

「Woven City(ウーブン・シティ)」のイメージ
「Woven City(ウーブン・シティ)」のイメージ

 このプロジェクトは、人々が実際に生活するリアルな環境のもと、自動運転、MaaS、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市を作るというもの。この街で技術やサービスの開発と実証のサイクルを素早く回すことで、新たな価値やビジネスモデルを生み出し続けることを目的としているという。

 街を通る道を、(1)スピードが速い車両専用の道として、「e-Palette」など完全自動運転かつゼロエミッションのモビリティのみが走行する道、(2)歩行者とスピードが遅いパーソナルモビリティが共存するプロムナードのような道、(3)歩行者専用の公園内歩道のような道の3つに分類することも特徴で、それらの道が網の目のように織り込まれた街を作るとしている。

トヨタ初のAutono-MaaS専用EV「e-Palette」(2019年10月撮影)
トヨタ初のAutono-MaaS専用EV「e-Palette」(2019年10月撮影)

 このほか、街の建物は主にカーボンニュートラルな木材で作り、屋根には太陽光発電パネルを設置するなど、環境との調和やサステイナビリティを前提とした街作りをするという。また、暮らしを支える燃料電池発電も含めて、この街のインフラはすべて地下に設置する予定。

 さらに、住民はセンサーのデータを活用するAIにより、健康状態をチェックしたり、日々の暮らしに役立てたりするなど、生活の質を向上させられるとのこと。e-Paletteは人の輸送やモノの配達に加えて、移動用店舗としても使われる予定だという。

キャプション

 2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本 東富士工場(静岡県裾野市)の跡地を利用して、将来的に175エーカー(約70.8万m2)の範囲において街づくりを進める予定。初期はトヨタの従業員やプロジェクトの関係者をはじめ、2000名程度の住民が暮らすことを想定しているとのこと。

 トヨタでは、街作りを進めていくうえで、それぞれ独自のプロジェクトの実証に活用してもらうことも含めて、世界中の様々な企業や研究者などに対して、実証への参画を募るとしている。


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