GAテクノロジーズ、投資用不動産仕入れ支援システムをリニューアル--AIによる家賃予測機能を追加

 GAテクノロジーズは11月18日、同社の不動産仕入れ支援システム「Tech Supplier(テックサプライヤー)」に、AIによる家賃予測などの機能拡充を行い、「SUPPLIER by RENOSY(サプライヤーバイリノシー)」としてリニューアルしたと発表した。

「SUPPLIER by RENOSY」
「SUPPLIER by RENOSY」

 GAテクノロジーズは、不動産仕入れ支援システムを、不動産投資サービス「RENOSY ASSET マンション投資」の運営において運用していた。不動産仕入れ支援システムには、データに基づく物件選定、図面入り不動産広告(マイソク)の自動読み取り、物件のレコメンド、契約書類の半自動生成などの機能を搭載している。

 今回新たに、AIを用いた家賃予測機能を追加し、SUPPLIER by RENOSYとしてリニューアル。これまでのサービス運営において蓄積したデータを活用することで、AIの予測精度が向上したという。

 これにより、従来⼀部人の手で行っていた、長期保有における家賃下落リスクなどを加味し、長期での不動産価値評価が可能となり、安定した不動産運用が見込める物件選定プロセスを確立したとしている。

 現在、SUPPLIER by RENOSYは、同社内での物件選定に活用しているが、今後は顧客向けに提供するさまざまなメディアやアプリケーションを通じて、RENOSY ASSET マンション投資で不動産投資を検討する顧客に対して提供していくことで、より透明性の高い不動産取引を目指す。

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