ロボティクス・サービス・プロバイダーのQBIT Roboticsは11月14日、JR東日本グループ(東日本旅客鉄道とJR東日本スタートアップ)のビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2019」に採択されたと発表した。
JR東日本スタートアッププログラムは今年で3回目であり、262件の提案の中から21件を採択していた。
また、JR東日本スタートアップがJR大宮駅構内にて開催するイベント「STARTUP_STATION」(大宮駅西口イベントスペース)にて、AIを搭載したロボットパスタショップを用いたテストマーケティングを実施する。
同社は、駅構内を楽しい空間へと再設計する、ユニークで画期的、そして世界初となるロボットパスタショップの企画を提案し、同プログラムに採択された。美味しいパスタをほぼ無人で提供すると共に、AIとロボットによる楽しい接客サービスで来店者をおもてなしできるように工夫しているのが特徴だという。
STARTUP_STATIONでは、開催期間中(12月4日から9日まで)にテストマーケティングを実施し、駅構内空間のリデザインにロボットパスタショップがどのように貢献するか、定性的定量的なデータを取得する。
同社によると、ロボットパスタショップ事業の本格展開を検討しており、テストマーケティング後、実店舗化に向けた協議を開始する予定。
採択ベンチャーの内、ブイシンク「ウルトラ自販機によるエキナカでの無人駅弁・スイーツ販売」、ブランテックインターナショナル「瞬間凍結新技術による地域鮮魚の首都圏流通拡大」、MIRAI SAKE COMPANY「AI味覚判定を活用した日本酒レコメンドサービスによる新しい観光提案」が出展予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」