日産自動車は、都市部での移動に利用する想定でデザインした、軽自動車クラスのコンセプト電気自動車(EV)「ニッサン IMk」を発表した。
ニッサン IMkは、全長3434mm、全幅1512mm(ドアミラーを除く)、全高1644mmという軽自動車並みのコンパクトなボディに、新開発のEVプラットフォームを採用。新開発パワートレインや低重心のパッケージにより、ストップアンドゴーや車線変更をする機会の多い市街地での使用に適しているそうだ。
「プロパイロット 2.0」を進化させた次世代の運転支援技術を搭載し、高速道路だけでなく、主要幹線道路でも運転支援機能が利用できるという。スマートフォンから操作して駐車させる「プロパイロット リモートパーキング」、降車すると自動走行して空きスペースに駐車したり、止めた場所から利用者のいる場所まで自走させたりする「ドライバーレスバレーパーキング」といった機能も備える。
スマートフォンと連携することでドライバーを区別し、適切なシート位置や好みの香りなど、各ドライバーに合わせた設定を自動的に呼び出す。さらに、その場に存在しない友人などの姿を3Dアバターで車内に登場させる拡張現実(AR)技術「Invisible-to-Visible(I2V)」にも対応させる。
日産は、ニッサン IMkを東京ビッグサイトで開催される「東京モーターショー2019」(10月24日から11月4日)に出展する予定。
ニッサン IMkの紹介ビデオ(出典:日産/YouTube)
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