ソフトバンクは9月20日、「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」「Apple Watch Series 5」を発売した。
iPhone 11シリーズ最大の特徴は、カメラ機能の大幅進化。iPhone 11は、これまでの広角カメラに加え13mm相当の超広角カメラが追加されたほか、iPhone 11 Proはこれに加え2倍相当の望遠カメラを含めた3眼仕様になっている。また、夜でも手ブレなく明るく撮影できるナイトモードや、4K60p映像を複数カメラで同時に記録できるマルチカム機能などを有する。SoCも「A13 Bionic」に刷新され、プロセッシングパワー以外にもAI機能などが強化された。
Apple Watch Series 5は、新型のRetinaディスプレイを搭載し、常時表示しながらで18時間のバッテリー駆動を実現。手首を持ち上げなくても時間や通知などを確認することができるようになった。また、ナビなどで利用できるコンパス機能を備えたほか、女性向けに周期記録が簡単にできる「Women’s Health Study」などのヘルスケア機能、セルラーモデルでは各国の緊急番号に連絡する機能を内蔵する。素材は、アルミニウム、ステンレススチール、チタニウム、セラミックの4種類から選択可能だ。
ソフトバンク代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳氏は、新型iPhoneについて「1200万画素の3眼カメラで、プロカメラマンの方々も(高画質を)体感できる。夜間の撮影でもきれいに写せるナイトモードなど、総合的に素晴らしいカメラになっている」とコメント。ゲストの広瀬すずさんは、iPhone 11について「パープルなど6色あるので、持ってるだけでポイントになっておしゃれ」としたほか、「バッテリー持ちが違うと聞いている。動画をよく見るので、気持ちよく何も気にせず見られる」と語った。
また、ソフトバンクとヤフーが手がけるキャッシュレス決済「PayPay」にて、Apple Watch向けアプリをすでに提供開始。Apple Watchだけでバーコード決済も可能になるという。榛葉氏は、「女性の方など、バッグからスマートフォンを取り出して決済する必要があったほか、ジョギングなど、Apple Watchだけでコンビニでジュースを買いたいという言葉にお応えした。Series 5でもPayPayに対応する」とコメントした。
ソフトバンクでは、iPhoneの購入金額の負担軽減を目的とした「半額サポート+」を提供。スマートフォンやタブレット、フィーチャーフォンなど対象機種を48回払いで購入し、25カ月目以降に新端末を購入した場合、最大24回分の旧機種の分割支払金が不要になる。これは、「電気通信事業法の一部を改正する法律」にもとづき、端末代と回線費用を分離することが各キャリアに求められており、回線と端末をセットで販売する場合は、値引き額として最大2万円までの上限が設けられている。そこで、他キャリアでも購入できる(100日間のSIMロック付き)ようにすることで制限を回避し、さらなる割引をユーザーに提供できる“抜け穴”的なプログラムとなっている。
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