VAIOは8月27日、代表取締役および執行役員社長の交代を発表した。代表取締役及び執行役員社長を務めてきた吉田秀俊氏は同日をもって退任し、相談役として就任。
新たにVAIOの社外取締役で、日本産業パートナーズの山本知弘氏がVAIOの代表取締役及び執行役員社長として就任した。山本氏は1972年12月生まれ。シンクタンクなどを経て2013年に日本産業パートナーズへ入社後、ITX、ナルミヤインターナショナルなど、同社の投資先企業に取締役等、経営陣として参画してきた。
今回の人事異動の理由について、「吉田は、VAIOブランドの価値向上を掲げ、2年間の在任中に、PCの機種ラインアップの拡充、EMS事業の拡大、ソリューション事業への参入などを実施し、連続増収増益を達成。当社の長期的成長に向け道筋をつける、という就任時のミッションを完遂した。山本は、研究開発から経営コンサルティングに転じ、ハイテク業界を中心に多くの経営課題に取り組んできた経歴を持つ。当社には、社外取締役として、創業期から経営に参画、戦略課題などを提言してきたが、今後は経営執行のトップとして、成長戦略の策定・具体化・実行に、よりスピード感を持って邁進する」と説明している。
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