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資生堂、月額1万円のサブスクIoTスキンケア「Optune」本格始動へ

坂本純子 (編集部)2019年07月01日 14時45分
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 資生堂は7月1日、端末とアプリを活用して、スキンケアのパーソナライゼーションができる「Optune(オプチューン)」を本格展開すると発表した。

端末の中には5つのカートリッジ(化粧水など)を収納できる。カートリッジの種類は人によって異なる
端末の中には5つのカートリッジ(化粧水など)を収納できる。カートリッジの種類は人によって異なる

 オプチューンは、8万通りの抽出パターンで、一人ひとり、かつ日々変わる肌と肌環境に合わせてケアが変わるIoTパーソナライズスキンケアだ。スマートフォン(iPhone)にダウンロードした専用のアプリによる肌測定データや温湿度などの環境データと、「睡眠データによる体内リズムの乱れ」などを独自のアルゴリズムで分析し、その時どきに合わせたスキンケアを専用のIoTマシンから提供する。

Optuneは、カートリッジと端末、アプリで構成される
Optuneは、カートリッジと端末、アプリで構成される

 ターゲットは30代〜40代の女性。資生堂として初めて、サブスクリプション(定額制料金)のサービスを導入し、月額1万円(税別)で利用できる。カートリッジは使用状況に合わせて管理され、なくなる前に自動的に配送されるため、買いに行く手間がかからない。申込みはブランドサイト内の申込専用ページから受け付ける。

使用のフロー
使用のフロー

 開発背景には、仕事と家庭の両立などにより、毎日のスキンケアになかなか手をかけられない女性が増えていることにある。また、肌は気候や空気中の微粒子などの外的要因、さらには睡眠状態やストレス・気分、生理周期などの内的要因などが複雑に関連して、日々刻々と変化している。

 こうした環境を踏まえ、資生堂が長年蓄積してきた肌データ、香り、使い心地など様々な研究知見を活用し、さらにIoTをベースとしたデジタルテクノロジーを掛け合わせることで、新たなスキンケアブランドオプチューンが生まれた。

iPhoneを利用し、カメラを自分に向けて肌を診断。毎回状況に応じた配合がされるという
iPhoneを利用し、カメラを自分に向けて肌を診断。毎回状況に応じた配合がされるという

 2018年3月よりベータ版を数量限定で販売を開始してきたが、マシンやアプリ、CRMなどさまざまな検証をもとに改良を重ね、ベータ版で1000通りだった抽出パターンは、8万通りに進化。花粉やPM2.5など、外的要因の取得データ追加に加え、睡眠状態から体内リズムの乱れを感知し、それにより引き起こされる乾燥などの肌あれを1週間にわたって防ぐアルゴリズムなど、ソリューションの幅を拡大した。

 オプチューンにより、仕事や育児、家庭に忙しくも充実した毎日を送る方にとって、肌のことを任せられる存在を目指して進化を続けたいとしている。

肌の状態(水分量は皮脂量)は日々変化
肌の状態(水分量は皮脂量)は日々変化
肌に合わせたカートリッジの選定と肌に合わせた抽出量により、8万通りのパターンがあるという
肌に合わせたカートリッジの選定と肌に合わせた抽出量により、8万通りのパターンがあるという
ベータ版ユーザーは肌の水分量の改善も見られた
ベータ版ユーザーは肌の水分量の改善も見られた

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