グーグルは6月5日、スマートディスプレイ「Google Nest Hub」を発表した。価格は1万5120円(税込)で、6月12日よりGoogleストアのほか、各家電量販などで取り扱う。
Google Nest Hubは、7インチのディスプレイを搭載したスマートディスプレイ。Google Homeのように音声を使っての検索や、YouTube、Googleフォト、カレンダー、マップなどの操作が可能なほか、その情報をディスプレイに表示することで情報の一覧性を高めている。スマート家電の状況を一目で確認でき、そのまま操作も可能だ。
一つのフレーズ(任意で設定可能)を話しかけるだけで、決められたタスクを実行する「ルーティン機能」を搭載。「OK Google、おはよう」と声をかけるだけで、パーソナライズされたGoogleカレンダーの予定、通勤ルートの交通情報、リマインダーや天気情報を一目で確認できるほか、テレビや照明などスマート家電を操作することもできる。最大6人の声を聴き分けるボイスマッチ機能により、それぞれの情報を提供可能だ。
さらに、ディスプレイを活用し、YouTube動画の閲覧、Chromecastとしてスマートフォンで閲覧している動画の視聴、Googleフォトでのアルバムの表示などが可能。Googleフォトの「リアルタイム共有アルバム」により、表示したい人物やペットの写真を自動的にアルバムに追加して表示できる。重複した写真やピントが合ってない写真は非表示になるという。
音楽サービスでは、YouTubeやYouTube Musicをはじめ、Google Play Music、Spotify、AWA、dヒッツ、radikoが利用可能。動画サービスは、huluやビデオパス、U-NEXTをサポートするものの、Amazon Prime VideoやNetflixには対応しないという。
また、キッチンでの使用も想定しており、レシピ系サービスも充実。クラシルやDELISH KITCHEN、味の素、E・レシピ、オレンジページ、マカロニ、レタスクラブニュースなどがコンテンツを提供する。
Google Nest Hubを購入すると、YouTube Premiumを3カ月無料で使うことができる。また、カメラを搭載しておらずプライバシーが気になる部屋にも設置できるとしている。カラーは4色を展開する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」