サムスン電子ジャパンは5月23日、新製品「Galaxy S10/S10+」の発売記念イベントを東京・原宿にあるショールームGalaxy Harajukuで開催した。
Galaxy S10/S10+は、KDDIが5月23日から、NTTドコモは6月1日より発売する。
S10は約6.1インチ、S10+は約6.4インチのディスプレイを搭載。約123度の超広角カメラを採用し、光学2倍ズームの望遠カメラ、F値1.5とF.値2.4を自動で切り替える広角カメラを含めたトリプルカメラを搭載する。
カメラを向けるだけで色合いを調整したり、構図をガイドしたりする機能も備える。インカメラは、デジタル一眼レフカメラの技術を搭載。アウトカメラ並の画質で撮影できる。さらにS10+では、RGB深度カメラを搭載したデュアルカメラ仕様となっている。
また新たにミレニアル世代のシェア文化を反映し、バッテリーシェア機能や撮影してすぐにInstagramへ投稿できる「Instagram Mode」など、シェア機能に特化した“シェアラブルスマホ”と特長づける。
サムスン電子ジャパン CMOの関本太朗氏は、2010年に初めてスマートフォン「Galaxy S」を発売してから10周年を迎えることを踏まえ、「10年間つねにユーザーを中心に製品を開発するユーザーセントリックの精神で歩んできた。製品開発というハード面、カスタマーサービスのソフト面の両面からより便利に使えるよう取り組んできた」とコメント。
また新機能について、「Instagramモードを搭載し、写真や動画がすぐにストーリーズ(Stories)にアップできる。ミレニアル世代のライフスタイルや自己表現を後押しし、この先の10年にふさわしい第一歩になる」と語った。
ストーリーズは、通常のInstagramのフィード画面とは別に写真や動画などの投稿ができ、24時間で消えるため、気軽に投稿できることで人気がある。
フェイスブック ジャパン代表取締役の長谷川晋氏も登壇し、「Instagramモード、使ってみたが、本当にシームレスで本当にスムーズだったので感動した。日本は、世界トップクラスのストーリーズ大国。デイリーアクティブユーザーの70%がストーリーズを活用している。日常生活のちょっとした一瞬を気軽にシェアできるストーリーズと高機能なカメラが一緒になることで、より簡単により自由に楽しく自己表現ができることを期待している」とコメントした。
また、イメージキャラクターに就任したモデルのKōkiさんもゲストとして登壇。写真家の蜷川実花氏が撮影した等身大パネルで、シェア充電ができる「SHARE WITH Kōki」を披露し、Instagramモードの実現デモを見せた。SHARE WITH Kōkiは、Galaxy Harajukuで体験できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」