ジャパンディスプレイ(JDI)は12月20日、静電容量式ガラス指紋センサーの量産を開始したと発表した。スマートドアロック向けなどセキュリティ市場向けに提供する。
JDIは、スマートフォン向けのLTPSバックプレーン技術とタッチパネル技術を異なる事業領域へ応用する研究開発を進めており、その1つとして指紋センサーを開発。シリコン基板ではなしえない大面積センサー、透明センサー、フレキシブルセンサーといった次世代の指紋センサデバイスの実現が可能になるという。
今後は、より大きなサイズのセンサー、透明性を活かした商品デザイン、曲げても割れないフレキシブルセンサーなど、新たな指紋センサーの市場セグメントを作り出していくとしている。
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