リクルートライフスタイルと武田コンシューマーヘルスケアは11月9日、リクルートライフスタイルが運営するスマホでできる精子セルフチェック「Seem」(税込:4980円)と、武田コンシューマーヘルスケアが販売する排卵日検査薬「ハイテスターH」(税別:2580円~)で、11月15日より共同プロモーションを開始すると発表した。
同社によると、近年の日本では不妊を心配するカップルが増え、その割合は夫婦のおよそ3組に1組にのぼるという。世界保健機関(WHO)の報告から不妊の原因の約半数は男性にあることが分かっているが、多くの男性は何も行動を起こしておらず、妊活の初期段階では女性だけが行動を起こしているケースが多い。
そこで両社は、「妊活は、パートナーといっしょに取り組むもの」という考えのもと、どちらか一方ではなく、男性も主体的に参加する新しい妊活文化醸成を目指し、自宅で簡単にセルフチェックできるというお互いの製品特性を生かした共同プロモーションを全国で展開する。
11月15日には、20代〜40代の妊活経験のある男女1000人に調査した「妊活ジェンダーギャップ調査」を発表予定。「妊活みらい会議のススメ」や「豆知識」などを特設サイトで公開する。
11月上旬からは、これまで別々に並んでいた男性・女性向けのセルフチェックツールをドラッグストア店頭で共同陳列する。
Seemは、「Seemキット」とスマートフォンアプリによって、その場ですぐに精子の濃度や運動率が測定できるツールだ。妊活や商品について理解を深めるために、ドラッグストアの従業員向けの勉強会も順次実施予定。
11月21日からは、企業で働く男女や夫婦に向け、自身のキャリアと妊娠・出産のタイミングなどをワークショップ形式で計画するためのセミナーの提供を開始する。第1回は、11月21日に開催予定。将来子供が欲しいと考えている両社の社員20名が集まり、企業向けに提供予定のワークショップ型セミナーを体験し、実際にライフプランニングを行うという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス