「Snapchat」の有権者登録を支援するツールが成功を収めたようだ。
Snapchatの開発元であるSnapによると、同アプリが2週間で40万人以上のユーザーの有権者登録を支援した。米国時間10月23日にThe New York Timesが報じた。テキサス、フロリダ、ジョージアなどの州からの登録が多いという。
Snapchatによる今回の成果は、人気歌手のTaylor Swiftさんによる投票の呼び掛けよりも効果があったようだ。10月初旬、Swiftさんは自身の「Instagram」のアカウントを通じて、11月6日に行われる米中間選挙で投票するようファンに呼び掛けた。その数日後、投票を推進する非営利団体のVote.orgが、有権者登録数に急激な増加が見られ、24時間で6万5000人が新たに有権者登録をしたと発表した。Swiftさんが投稿してから数日のうちに、16万6000人以上が登録したとみられる。
Snapchatが全米有権者登録日の9月25日にリリースしたツールは、ユーザープロフィールページに表示されるリンクをクリックすると有権者登録ができるというものだ。リンクをクリックすると、有権者登録を支援する非営利団体のTurboVoteのウェブサイトにつながるようになっている。
そのほかの大手IT企業も同様のイニシアチブを打ち出し、ユーザーに有権者登録を促している。Twitterは9月、ユーザーのタイムラインに有権者登録を促すポップアップを出すと発表した。また、Googleは有権者登録を促す内容の「Google Doodle」を掲載した。Redditは全米有権者登録日のウェブサイトにつながるポップアップメッセージを出した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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