CEATEC JAPAN 2018の目玉展示の1つが、ホール4にある「Co-Creation Park」だ。ここでは、米国、英国、フランス、インドなどの各国のベンチャー企業45社が出展。ビジネスマッチングの場と位置づけられている。数多くのベンチャー企業が出展する米CESの「CES Eureka Park」、独IFAの「IFA NEXT」と同じような役割を果たす、CEATEC JAPAN初の海外ベンチャー企業の総合出展エリアでもある。ここでは、出展社と来場者が英語で話をすることがベースになりそうだ。そこで、英語での会話を助けて欲しい場合には、Co-Creation Parkのカウンターに3人の日英通訳者を配置している。頼むと英語での対話を支援してくれるので、活用してみるのもいいだろう。
CEATEC JAPAN 2018には、毎日、テーマが設定されている。これも初の試みだ。Day1となる10月16日が、「共創が生み出すCPS/IoTの世界」、Day2が「2020年、世界の展望」、Day3が「近未来の社会・街・暮らし」、そして最終日となる10月19日のDay4が「新たな市場創出の可能性」である。それぞれのテーマにあわせた講演やセミナーを用意しており、来場者の目的にあわせて、どの日に来場するのが最適かがわかるようになっている。実は、CEATEC JAPANは、どうしても最終日となる金曜日に来場が集中してしまう傾向がある。その結果、最終日には、会場内が混雑し、ゆっくりと見られないということが多い。テーマを見て、最適な日に来場することをお勧めしたい。
なお、会場では、「CEATEC Daily」が、毎日、発行されている。これも2018年からの取り組みだ。これを見て、会場でどんなことが行われているのを参考にするのもいいだろう。
会場でジョルテのアプリをダウンロードすると、期間中に用意されたCEATECモードを見ることができる。そこでは、会場マップが表示されるとともに、会場内に設置されたビーコンから収集したデータをもとに、会場内の混雑ぶりがヒートマップの形でみることができる。それを見れば、どのエリアが混んでいるのかを確認でき、空いているエリアから先に見学するといった使い方が可能だ。また、ヒートマップは、ホール5、ホール4、ホール2の入口にも、大型ディスプレイ上に表示されている。効率よく会場をまわりたい場合に便利なツールだ。
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