アップルは9月13日、スマートウォッチ「Apple Watch Series 4」を発表した。アルミニウムケースのGPSモデルが税別4万5800円、セルラーモデルが税別5万6800円、ステンレススチールのセルラーモデルが税別7万4800円。9月14日より予約受付を開始し、9月21日に販売を開始する。なお、旧モデルとなるSeries 3は税別3万1800円で販売継続となる。
Series 4では、初代Apple Watchから大きく変更することのなかったデザインに手が加えられており、小型モデルは従来比35%、大型モデルは32%とディスプレイサイズが拡大。ボディサイズも、38mmと42mmから40mmと44mmに大型化。ディスプレイサイズの拡大により、画面表示の情報量が増え、新しいUIも採用されている。OSは、Watch OS 5を搭載する。
SoCには、Appleが設計したS4エンジンを搭載。64bitのデュアルコアプロセッサで、GPUも強化。従来比で2倍高速化されているという。また、デジタルクラウンにハプティクスが追加されたことで、クラウンを回した際の機械的な感触を再現。スピーカーの音量も従来比50%増加し、マイクの収音性能も高めたという。そのほか、LTE、Bluetooth 5.0、GPS、防水機能などを一通り搭載する。バッテリーライフは、1日中としている。
さらに、加速度・ジャイロセンサも刷新されており、2倍のダイナミックレンジ、モーションデータのサンプリングが8倍高速化されている。センサの高性能化により、落下や転倒、スリップを検知できるようになり、緊急通報ボタンが表示された後そのまま1分間動かなければ、自動で通報する。心拍センサも刷新されており、新たに異様な低心拍数や心房細動の検知に加え、デジタルクラウンに指を置くことで心電図を計測できるようになった。
なお、Series 4でもナイキモデル「Apple Watch Nike+」とエルメスモデル「Apple Watch Hermès」を用意。ナイキはGPSモデル(税別4万5800円)とセルラーモデル(同5万6800円)、エルメスはセルラーモデル(同13万4800円〜)のみとなる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」