一流ホテル・旅館の宿泊予約サイト「Relux」を運営するLoco Partnersは8月27日、世界最大手の民泊サービスである「Airbnb」に対して宿泊施設の提供を開始したと発表した。順次情報を掲載し、数カ月後に約1000施設を掲載する予定。
同社は、2017年9月にAirbnbと宿泊予約における業務提携に合意しており、今回システム連携が完了したことから宿泊施設の提供が可能となった。これにより、Reluxに登録された宿泊施設がAirbnbに掲載され、世界中のユーザーが予約できるようになる。
Airbnbは、約3億人の累計ゲストが活用する旅行プラットフォームを運営。世界191カ国6万5000以上の都市でアパートやヴィラなどユニークな宿泊施設を提供している。一方のReluxは7月時点で150万ユーザー(国内120万、グローバル30万人)に利用されているという。
Loco Partnersは、1月に韓国の通信企業SKtelecomと、7月に中国のオンライン旅行プラットフォーム「Qunar.com」を運営するQunar.com Information Technologyと提携している。それぞれの顧客の送客効果もあり海外ユーザーは韓国と中華圏が8割を占めていることから、韓国や中国のユーザーも多いAirbnbとは相性が良いと考えているという。
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