ミラティブは8月1日、同社が提供しているライブ配信アプリ「Mirrativ」について、アバター機能「エモモ」(Emotional Modeling)のベータ版をリリースした。スマートフォン1台で、誰でもバーチャルYouTuber(VTuber)のように生配信やゲーム実況ができる機能となる。対応OSは現状iOSのみで、一部ユーザーから段階的に開放。8月上旬にAndroid向けベータ版をリリース予定としている。
エモモは「あなたは、誰にでもなれる」をキーコンセプトに、ユーザーは自分自身の分身となるアバター(エモモ)を自由に着せ替えて、自分の配信やゲーム実況に連動して動かすことができるというもの。 スマホ1台だけで声にあわせて自分のキャラクターを動かしながら生配信を行うことができる。
アバターは、髪型・目・口・輪郭・服・体型などを、ベータ版期間中で48億通り以上の組み合わせで自由に着せ替えることができ、設定した感情に応じて表情や動きが声に連動して変化する。また、 Mirrativを通じてゲーム実況などを行うときにも、視聴者の画面下部に、動く自分のエモモを表示することが可能となる。
この機能は、iPhoneXや外部ツールなどの特殊機材を必要とせず、 Mirrativで配信ができる端末であれば動作するとしている(ベータ版ではiPhone5Sなどの一部端末は未対応)。また、カメラ機能を使用していないため、ユーザーは自分の姿を配信に映すことなく、キャラクターになりきることができるという。
同社によれば、インカメラなどを使ってVTuber風に自分をキャラクターとして表示するサービスは存在しましたが、着せ替えやカスタマイズの自由度があり、生配信までアプリ内で完結して行えるサービスのリリースは初めて、またゲーム実況との融合機能も初めてのものとうたっている。
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