NTTドコモは7月25日、カーシェアリング事業者やレンタカー事業者、個人が所有する車の中から、用途や場所、利用日にあわせて車を選べる「dカーシェア」に、試乗サービスを8月10日より提供すると発表した。
試乗サービスでは、メルセデス・ベンツ日本とのコラボレーションにより新型Cクラスを含む最新モデルの試乗が可能となる。試乗場所は「メルセデス ミー 東京」(試乗車種は新型Cクラス、Vクラス、smart)および、「メルセデス ミー 大阪」(試乗車種は新型Cクラス、smart)の2カ所。最大2時間までスタッフの同乗なしに無料で試乗できる。乗車可能期間は8月10日〜12月31日。
同社によると、サービスの開始以降「新車や憧れの輸入車などをお得に試したい」「さまざまな車種があれば選択肢が増え、選ぶ楽しみが増える」といった声が挙がっていたという。また、利用をきっかけとして車の購入を検討する人もいることから、試乗サービスを提供することになったとしている。
新型Cクラスは、7月25日に国内発表されたメルセデス・ベンツのDセグメント乗用車。改良新型モデルで、日本ではこれまで累計6万9000台を販売している。セダンやステーションワゴンに加え、クーペやカブリオレ、AMGモデルをラインアップする。
「C200 アバンギャルド」には、パワートレーンとして新開発の1.5L直列4気筒ターボエンジン(最高出力184PS、最大トルク280Nm)に加え、マイルドハイブリッドシステムを採用。回生ブレーキなどで発生した48Vの電力を、1kWhのリチウムイオン電池に蓄電し、ターボチャージャーの過給圧が十分に高まるまでの間をモータ(最高14PS、最大トルク160Nm)がアシストするという。「C220d アバンギャルド」には、2.0L直列4気筒BlueTECエンジン(ディーゼル)が搭載される。
インテリジェントドライブ機能として、高速道路での渋滞時に、先行車との車間距離、周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなど平行な物体)を監視し、従来よりもステアリングアシストの作動範囲を拡大。そのほか、ドライバーがウインカーを点滅させた場合に、行き先の車線に車両がいないことを確認して自動で車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」、走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合に、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などを選択(AMGモデルは標準装備)できる。
また、テレマティクスサービス「Mercedes me connect」を全車に標準装備。エアバッグ作動などによる事故検知時や車内のSOSボタンを押した際にコールセンタか消防に連絡する緊急通報サービスや、スマートフォンを使ったドアの施錠・解錠機能、アプリでの走行距離・燃料計などの確認、専用オペレータによるおもてなしサービスなどを提供する。
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