フリマアプリ「メルカリ」を運営するメリカリは5月14日、東京証券取引所よりマザーズ市場への新規上場を承認された。上場予定日は6月19日。同社はこれまで、評価額が10億ドル以上の未上場スタートアップ企業である“ユニコーン企業”と評されてきた。
メルカリは、創業者の山田進太郎氏によって2013年2月に設立(当時の社名はコウゾウ)され、同年7月にフリマアプリのメルカリを公開。2014年には米国にも進出した。2017年12月には、世界における累計ダウンロード数が1億を超え、登録MAU(月間アクティブユーザー数)も1000万を超えた。近年は、金融事業の子会社メルペイを立ち上げたほか、シェアサイクル「メルチャリ」、スキルシェア「teacha」など、フリマ以外の新事業も手がけている。
2017年6月期の同社の業績は、売上高が220億7100万円、経常損失が27億7900万円、純損失が42億700万円。3月末時点の同社の従業員数は652人で、平均年齢は30.3歳。
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