NTTドコモは4月24日、スマートフォンに表示させたバーコードなどを使って、店舗での買い物代金を毎月の携帯電話料金と合算して支払うことができ、さらに「dポイント」がたまる新たなスマホ決済サービス「d払い」の提供を開始した。4月30日までに計9社1727店舗で導入。2018年度中に10万店舗以上の展開を目指すという。
d払いは、加盟店で買い物代金を支払う際に、d払いアプリに表示されたバーコードやQRコードを、POSレジや決済端末で読み取ることで、キャッシュレスに支払いできるスマホ決済サービス。
料金の支払い方法として、毎月の携帯電話料金とあわせて支払う「電話料金合算払い」と「クレジットカード払い」が選べるほか、dポイントを1ポイント1円(税込)として利用可能。また、支払い金額に応じて200円(税込)につき1ポイントのdポイントがためられる。
同社では、現在ネットでの支払いで多くの利用者がいる電話料金合算払いを、店舗での買い物に拡大。iDなど、他の決済サービスとともに提供することで、さらなるキャッシュレス化を推進するという。一方、d払い加盟店のメリットとして、これまではスマホ決済を導入するにあたり、POSレジの改修を行うことが一般的だったが、同サービスによって市販のタブレットと専用アプリで環境を整えられるとしている。
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