PCで作業を進めるにあたり、欠かせないデバイスがキーボード。ただし、一般的なキーボードは文字入力を主体にデザインされているため、文字の入力があまり必要ない作業には適していない。
そこで、各キーの機能を目的に合わせて自由に設定できる小型USBキーボード「TouchPad」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
TouchPadは、縦横6個ずつ、合計36個のキーが設けられた外付けUSBミニキーボード。各キーには5つまで機能を割り当てることが可能で、最大180種類もの入力がこれだけで済ませられる。画像編集ソフトや3Dデザイン、CADのほか、プログラミングといった作業で活躍するだろう。
設置時に占有する面積は約100×93mmで、厚みは少なく、重さも33gしかないので、どこにでも持って行ける。特殊なドライバをインストールせずWindows、Mac、Linuxデバイスで使用できる点も、使い慣れた入力環境を持ち運べてありがたい。
キーへの機能割り当ては、TouchPad本体を実際に押しながら設定するほか、汎用のテキストエディタでも実行可能。各キーの動作を決めるだけでなく、押してから反応するまでの遅延時間や、1回押して機能を繰り返し実行する回数も指定できる。
さらに、TouchPadはハードウェアプラットフォーム「Arduino」との互換性も備えている。Arduino用の統合開発環境「Arduino IDE」を使ってファームウェアを変更すれば、より多彩なカスタマイズが可能だ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月12日まで。目標金額の1万5000ポンド(約223万6000円)に対し、記事執筆時点(日本時間2月15日12時)で約6600ポンド(約98万4000円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと25日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手