JVCケンウッドは1月12日、ケンウッドブランドから、カーナビ「彩速(さいそく)ナビゲーション」の最上位モデルを含む、車載用モデルを3モデルを発表した。ハイレゾ再生からスマートフォン連動機能まで、最新の機能を備える。発売は2月中旬から順次。
発表されたのは、彩速ナビの最上位モデル「MDV-Z905W(200mmワイドモデル)/Z905」(税別想定価格:13万円前後/13万円前後)、「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応したAVシステム「DPV-7000」(同:8万円前後)、9V型WVGAリアモニタ「LZ-900」(同:2万円前後)になる。
MDV-Z905W/Z905は、彩速ナビの最上位「TYPE Z」シリーズの新モデル。傾いた路面でも正しい自車位置を維持する「6軸慣性センサー」や準天頂衛星「みちびき」にも対応したGPS測位精度、渋滞情報に加え、気象・災害情報なども受信できるFM多重放送「VICS WIDE」に対応したナビ機能を備える。Apple CarPlay、Android Autoに対応したほか、DSD 11.2MHzや192kHz/24bit FLAC/WAVなどのハイレゾ再生もサポート。Bluetooth機能も搭載し、ワイヤレスでiPhone / iPodなどの音楽再生ができるほか、コーデック「LDAC」による、ワイヤレスでの高音質再生環境も整える。
液晶モニタは7V型ワイドのタッチ式で、高コントラストを実現する「プレミアム・ファインビュー・モニター」を採用。高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」により、ストレスのない、スマートフォン感覚の操作が可能だ。
ドライブ中に必要となる情報を一元管理できる、独自の「INFOウィンドウ」は、渋滞や速度履歴、高速道路施設情報を表示できる「新マルチINFOウィンドウ」に進化。本機とナビ連携型ドライブレコーダーの「DRV-N530」(フロント用)と「DRV-R530」(リア用)を組み合わせることで、フロント、リアの同時録画も可能だ。
DPV-7000は、DSD 11.2MHzや192kHz/24bit FLAC/WAVなどのハイレゾ再生とCD、DVD、地上波デジタルチューナなどを備えたAVシステム。Apple CarPlayとAndroid Autoに対応することで、マップ操作や音楽再生、通話などの操作が可能。Bluetooth接続機能も備え、高音質コーデックLDACにも対応する。
JVCケンウッド独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」により、CDやMP3などの非ハイレゾ音源からハイレゾ音源まで、より高音質化してマスター音源のクオリティーに近づける高音質再生を追求。DACには旭化成エレクトロニクス製の32bitプレミアムDACを採用する。
モニタ部は7V型のタッチ式で、高コントラストを実現する「静電容量式タッチパネル+ホワイトLEDバックライト」を搭載。4段階視野角表示調整機能により、視認性も向上している。
LZ-900は、厚さ10.7mm、操作部は22.1mmの薄型デザインを採用した、車内スペースを圧迫せず設置できるリアモニタ。別売の伸縮式リアモニター取付キット「SK-100RM」を使用すれば、運転席のヘッドレストに固定し、好みの位置にアームを伸ばして設置できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス