キーボードアプリ「ai.type」の「Android」版ユーザー3100万人超の個人データがオンラインに流出していた。米国時間12月5日に米ZDNetおよびKromtech Security Centerの研究者らが明らかにした。
同アプリのデータベースサーバはパスワードで保護されておらず、577Gバイトを超える個人データに誰もがアクセスできる状態となっていた。米ZDNetが同アプリ開発者のEitan Fitusi氏に連絡を試みた後、これらのデータはようやく保護された。
Fitusi氏が電子メールで述べたところによると、問題のデータベースには「ユーザーによるキーボードの利用パターンに関する」ユーザーの基本データの約50%が含まれていたという。同氏は、このアプリはいかなるパスワードもクレジットカード情報も収集、保存、送信していないと述べた。
各ユーザー記録にはユーザーの位置情報のほか、ユーザーのフルネーム、メールアドレス、アプリがインストールされてからの日数などの基本情報が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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