リブセンスは9月26日、同社の不動産情報サービス「IESHIL」において、アジア航測と共同で「IESHIL CONNECT」のベータ版を提供開始した。
IESHIL CONNECTは、地震・洪水などによる災害リスクや物件情報などの住環境データを物件ごとに検索・閲覧できる不動産ビジネスパーソン向け営業ツール。IESHILの持つ約27万棟の物件データに加え、アジア航測の80億件の災害データを活用し、価格査定とともに総合的なリスク評価を可視化。物件ごとの災害リスクを瞬時に検索可能にした。
アジア航測は、自社航空機を保有し、空間情報の取得から利活用まで一貫したサービスを提供。防災や環境分野に強く、国や地方自治体などに対するコンサルティングやデータベース構築、システム提供などを手がけている。アジア航測が持つ防災および空間情報技術と、リブセンスが持つビッグデータを用いたAIなどによる解析技術を活用することで、IESHIL CONNECTの提供が可能になったという。
これにより、自治体ごとに分かれていた災害情報をワンストップで提供。不動産ビジネスに関わるユーザーの効率的な情報収集と、より透明性・信頼性の高い営業活動をサポートする。今回は、ベータ版として災害リスク情報を先行的にリリースするが、今後はさらに不動産情報を網羅するとしている。
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