技術は日進月歩。ある時期普及していたタイプの製品でも10年後には姿を消す、ということがある。家電品も、同じ目的なのに気が付くとまったく異なる別の技術で実現されていたりする。
それに対し、人間はなかなか変われない。電子レンジはいつまでも「チン」するものだし、動画や音楽は「巻き戻す」ものだ。電話のダイヤルやテレビのチャンネルは「回す」ものだ。
そんなチャンネル回し世代にお薦めのiPhone用ドック「Retroduck」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Retroduckは、チャンネルを回して選局するタイプの、昔懐かしいブラウン管テレビを模したiPhone用ドック。動画を再生するとテレビを見ているみたいだし、レトロなカジュアルゲームの画面を出しても楽しめそう。自分で撮影したビデオを再生すると、テレビを囲んで家族や友達とホームビデオを見た思い出がよみがえる。
内部にはLightningケーブルを取り回す溝が設けられており、iPhoneを装着したまま充電や同期ができる。iPhoneのスピーカが入る部分には穴もあるので、ビデオの再生音などが良く聞こえるという。
Retroduckのサイズ展開は、「iPhone 6」「iPhone 6s」「iPhone 7」用と、「iPhone 6 Plus」「iPhone 6s Plus」「iPhone 7 Plus」用の2種類。カラーバリエーションは、「Classical Brown」「Pop Red」「Mono White」の3種類。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月23日まで。目標金額の1万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月14日14時)で約7000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと38日ある。
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