パイオニア、音質と装着に着目したスポーツ用イヤホン--「3D Active Fit」モデルも

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは9月12日、パイオニアブランドからスポーツ用イヤホン3機種「SE-E7BT/E5T/CL5BT」(想定価格:8500円前後/3500円前後/4500円前後)を発表した。フィット感に優れ、防水性能も確保する。発売は10月上旬から順次。


左から「SE-CL5BT/E7BT/E5T」

 SE-E7BT/E5Tは、外れにくく、高いフィット感が得られる「3D Active Fit」を採用。ハンガー部とかカナル型インナー部の接合部にボールジョイントを組み込んだ独自の構造で、特許も取得している。

 ボールジョイントを使うことで、耳の形状や耳穴の角度に合わせてインナー部の角度が可変。ハンガー部による安定装着と耳穴にぴったりとフィットすることで、安定性が高まり、耳への負担を軽減する。フック部分は取り外しができ「イヤーフック」と「セキュアイヤーフィン」の2種類から装着感を選べる。

 E7BTはBluetoothによるワイヤレス接続で、apt-Xによる接続もサポート。E5Tは有線接続で、両機種ともに9mmのダイナミックドライバを搭載する。

 CL5BTは、Bluetooth接続ができるワイヤレスイヤホン。襟元や胸ポケットに装着できるクリップを備え、コードの乱れを気にせず使用できる。対応コーデックはSBC。9.2mmのダイナミックドライバを搭載する。

  • 「SE-E7BT」

  • 「SE-E5T」

  • 「SE-CL5BT」

 ワイヤレスモデルのE7BT/CL5BTは、今秋リリース予定のAndroidアプリと組み合わせれば、リアルタイム情報に加え、メールやSNSなどに入るメッセージのテキスト情報の読み上げも実現する。アプリはネイン製のアプリ「APlay」を採用し、ネインと共同で開発するという。iOSアプリについては、対応を検討中とのことだ。

 オンキヨー&パイオニアでは、2020年の東京オリンピック、パラリンピックを控え、スポーツ産業市場の盛り上がりに注目。「スポーツシーンに新たな価値を提供できるような新商品」としてスポーツ用イヤホン3機種を発表した。

 発表は、ゴールドジム 原宿 東京店で開かれ、ゴールドジムに所属するボディビルダーらも参加。ゴールドジムとパイオニアブランドとのコラボモデルも進行中としている。


発表会にはゴールドジム所属のビルダーが登場。中央がオンキヨー&パイオニアイノベーションズの代表取締役社長である宮城謙二氏

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